ご利用案内

お問い合わせ

070-9387-0975

受付時間:
13:00-21:30 (火~金) /
10:00-20:30 (土)

小学生の秋、算数の文章題で手が止まったら?「式を書く前」にできる3つの工夫

秋が深まり、学校の学習内容も少しずつ積み重なってくるころ。

「計算問題はできるのに、文章題になると手が止まる。」
「何算を使うのか分からないと言う。」

小学生の保護者の方から、そんな悩みを聞くことがあります。

文章題でつまずくと、
つい「よく読んで」「まず式を書いてみて」と声をかけたくなります。

でも、式を考える前に、
問題の場面を頭の中で整理できていないこともあります。

今回は、家庭で取り入れやすい3つの工夫をご紹介します。



1.数字を探す前に「何のお話?」と聞く

文章題を見たら、いきなり計算に進むのではなく、
「誰が、何を、どうしたお話かな?」と聞いてみましょう。

例えば、
赤いリボンは24cm。青いリボンは赤いリボンより7cm短い。2本を合わせると何cm?

24と7という数字だけを見ると、
足し算か引き算かで迷う子もいます。

まずは、
・赤いリボンと青いリボンがある
・青いほうが短い
・知りたいのは2本の長さの合計 と、言葉で整理してみます。

問題文を全部読み直させるより、
短い言葉に置き換えるほうが状況をつかみやすい場合があります。

保護者が説明するのではなく、
子どもの言葉で話してもらうのがポイントです。


2.図や線を描いて、見えない関係を見えるように

言葉だけでは分かりにくいときは、上手な絵でなくて構いません。
線を2本描くだけでも十分です。

先ほどのリボンの問題なら、赤いリボンを長い線で表し、24cmと書きます。
その下に少し短い青い線を描き、差の部分に7cmと書きます。

すると、
・青いリボンは、24-7=17cm
・2本合わせて、24+17=41cm と、順番が見えてきます。

大切なのは、毎回きれいな図を描くことではありません。
「どちらが長い?」「何がまだ分からない?」と確かめながら、
必要な線や丸だけを使うことです。

低学年なら、おはじきや鉛筆など身近な物を並べてもよいでしょう。


3.答えより「どう考えた?」を一緒に確かめる

正解したときも、間違えたときも、
「どうしてその式にしたの?」とやさしく聞いてみてください。

うまく説明できなくても、すぐに正しい式を教えなくて大丈夫。

「最初に分かったのはどの長さ?」
「今、何を求めようとしている?」 と、一つずつ質問を小さくします。

答えが出たら、最後に単位と大きさを確認します。

「青いほうが短いはずなのに、31cmになっていないかな?」と、
計算結果が場面に合うかを見る習慣も役立ちます。

ただし、疲れている日に長く続ける必要はありません。
親子で言い合いになりそうなら、その日は切り上げて、
分からなかった箇所を学校や塾の先生に相談しましょう。


家庭では「1日1問5分」から

文章題の練習は、問題数を増やすことだけが近道ではありません。

まずは1問を選び、
「お話を言葉にする→図にする→式を考える」の順に取り組んでみてください。

できた日は、点数やスピードより、
「自分で説明できたね」と過程を認めてあげたいですね。

広島市南区段原にある希飛塾でも、
一人ひとりがどこで困っているのかを大切にしながら、
理解につながる学習を応援しています。

秋の家庭学習に、式を書く前のひと呼吸を取り入れてみませんか。

関連記事