中1の秋、英語が急に難しく感じたら?家庭でできる「3つの確認」

中学1年生の秋。
「単語は覚えているはずなのに、英文になると書けない。」
「授業では分かったと言うのに、テストでは点につながらない。」
そんな変化が気になり始める時期です。
英語は、覚える言葉が増えるだけでなく、
語順や文の形を使って自分で文を作る力も求められます。
つまずきが見えてきたときこそ、
問題集を何ページも増やす前に、
どこで止まっているかを確かめてみましょう。
1.「単語が分かる」と「文が作れる」は別
たとえば「私は毎日テニスをします」という文。
tennisやevery dayの意味を知っていても、
英語の語順に並べられるとは限りません。
最初に確認したいのは、教科書で学んだ短い英文を、
見ずに一つ書けるかどうかです。
うまく書けなければ、いきなり長文に進まず、
教科書の例文を見て「誰が」「どうする」「何を」の順番を指でたどってみます。
そのあと、主語や動作を一つだけ変えて別の文を作ってみましょう。
丸暗記した一文を、使える一文に変える練習です。
2.be動詞と一般動詞を混ぜていないか
中1英語では、文の形が増えるにつれて混乱しやすくなります。
「I am a student.(私は生徒です)」と「I play soccer.(私はサッカーをします)」は、
どちらも短い文ですが、使う動詞が違います。
ここで大切なのは、文法用語を長く説明することではありません。
「この文は、どんな人・状態を表す? それとも何をするかを表す?」と聞き、
教科書の例文を二つ並べて違いを見つけることです。
疑問文や否定文も、学校で習った範囲に絞って一つずつ確認します。
未習の内容を先取りするより、
今の単元の基本文を確実にするほうが取り組みやすい場合があります。
3.家では「10分・3問」で十分な出発点
英語が苦手になりかけている子に、
毎日大量の書き取りを求めると、勉強そのものが負担になることもあります。
まずは週に数回、10分ほどの小さな確認から始めてみてください。
① 教科書の短い英文を声に出して読む。
② 日本語の意味を確かめる。
③ 教科書を閉じ、同じ文を一つ書いてみる。
間違えたら、赤ペンで答えを写して終わりにせず、
「単語のつづり」「語順」「文の形」のどこが違ったかを一緒に見ます。
次の日にもう一度書けたら、小さな前進です。
保護者が英語を教えられなくても大丈夫。
「昨日より書けるようになった文はある?」と聞くだけでも、
子どもが自分の変化に気づくきっかけになります。
「分からない」を小さいうちに見つけよう
テストの点数が下がってから慌てるより、
日々の短い確認でつまずきを見つけることが大切です。
英語は学習内容が積み重なっていく教科だからこそ、
分からないところをそのままにしないことが、
次の単元への準備になります。
もし家庭で見直しても原因が分からなければ、学校や塾の先生に、
「どの文から分からなくなったか」を伝えて相談してみてください。
広島市南区段原にある希飛塾では、
一人ひとりの理解度を大切にしながら、
基本に立ち返る学習を応援しています。
この秋は、問題の量を増やす前に、
まず一つの英文から確認してみませんか。










