中3の秋、志望校の話をどう始める?親子で確認したい3つのこと

10月は、中学3年生にとって進路を具体的に考える時期です。
学校説明会や学校見学で気になる高校が見つかる一方、
「今の成績で大丈夫?」「志望校を下げたほうがいい?」と、
親子で不安になることもあるでしょう。
そんなとき、保護者が答えを急いで出す必要はありません。
大切なのは、子どもが自分で考えるための材料を一緒に整理すること。
今回は、秋の進路相談で家庭でできる3つのことをご紹介します。
■ 1.「どこに行けそう?」より「どんな学校生活を送りたい?」を聞く
志望校の話になると、偏差値や合格の可能性から考え始めがちです。
もちろん学力とのバランスは欠かせません。
ただ、数字だけで決めると、入学後の生活が想像しにくくなります。
「通学にどのくらい時間をかけられそう?」
「興味のある部活動や学びはある?」
「学校の雰囲気はどう感じた?」と、
生活に近い質問から話してみてください。
すぐに答えが出なくても構いません。
「まだ分からない」も立派な出発点です。
親が希望を先に伝えるより、
まず子どもの言葉を聞くことで、本音が見えやすくなります。
■ 2.不安を「確認できること」に分ける
「この高校は難しいかもしれない」という不安には、
いくつもの要素が混ざっています。
模試の結果、学校の成績、苦手教科、入試制度、通学時間などです。
紙を一枚用意して、
左に「気になっていること」、右に「次に確認すること」を書いてみましょう。
例えば「数学が心配」なら「最近のテストで失点が多い単元を確認する」。
「入試の仕組みが分からない」なら、
「学校の進路資料や募集要項を確認し、担任の先生に質問する」といった具合です。
入試制度や出願条件は学校・年度によって異なるため、
必ず最新の公式情報で確認しましょう。
家庭だけで判断しにくいことは、学校や塾に相談して大丈夫です。
■ 3.勉強の話は「次の1週間」に絞る
進路の話し合いが長くなると、
「もっと勉強しなさい」で終わってしまうことがあります。
でも、子どもに必要なのは、焦りよりも今日から動ける具体策です。
話し合いの最後に、今週取り組むことを一つだけ決めてみてください。
「英語の長文を週に2題読む」
「数学の関数を教科書の例題から復習する」
「理科の苦手分野を一つ選んで問題を解く」など、
実行したかどうか分かる形がおすすめです。
週末には「できた? できなかった?」だけでなく、
「やってみてどうだった?」と聞いてみましょう。
予定どおり進まなければ、量や時間帯を調整すればよいのです。
■ 志望校は、親子で同じ方向を向くための話題に
受験が近づくと、保護者もつい結果を急ぎたくなります。
しかし、志望校選びは、子ども自身がこれからの生活を考える大切な機会でもあります。
学校を知ること、今の課題を整理すること、今週の勉強を決めること。
この3つを少しずつ進めるだけでも、漠然とした不安を行動に変えやすくなります。
広島市南区段原にある希飛塾でも、一人ひとりの理解度や目標を大切にしながら、
目の前の学習に取り組むことを応援しています。
ご家庭でも、答えを急がず、
まずは「どんな高校生活を送りたい?」という一言から始めてみてください。










