ご利用案内

お問い合わせ

070-9387-0975

受付時間
13:00-21:30 (火~金) /
10:00-20:30 (土)

科目別の得点アップポイント~理科編~

みなさんのお子さまは、理科にどんなイメージを持っているでしょうか。
「実験は好きだけど、テストになると点が取れない」「暗記が多くて苦手意識を持っている」
そんな声を、保護者の方からよく耳にします。実は理科は、「理解」と「体験」を組み合わせることで、ぐんと得点アップが狙える科目です。今回は 「科目別の得点アップポイント~理科編~」 として、小中学生が楽しく、そして確実に成果を出す学習の工夫をご紹介します。

1.小学生編:身近な体験を学びに変える
小学生の理科は、身近な自然現象や日常生活に直結しています。ここで大切なのは、 「生活の中で理科を見つける視点」 を育てることです。

【ポイント1:実体験を伴う学習】
例えば「植物の成長」を学ぶとき、教科書を読むだけでは定着が難しいものです。ご家庭で、ベランダでのミニ栽培や、散歩中に見つけた花の観察を通して、「芽が出た!」「葉の形が違う!」と体験することで、記憶が強固になります。

【ポイント2:言葉にして説明させる】
学んだことを「自分の言葉で話す」ことも重要です。「なぜ夕方になると影が長くなるの?」「なんで氷は水に浮かぶの?」こうした問いに対して、子どもなりの言葉で答えさせると理解が深まります。間違っていても大丈夫。そこから「なるほど、実はこうなんだよ」と補足してあげることが、知識を定着させる最短ルートです。

【おすすめ練習方法】
〇1日1回「理科クイズ」を親子で出し合う 〇写真を撮って「観察日記」をつける 〇実験キットを活用して、遊び感覚で取り組む。
これらは机に向かう勉強が苦手なお子さまにも効果的で、「理科って楽しい!」という感覚を自然に育んでいきます。

2.中学生編:得点力を高める3つの視点
中学生になると、理科は物理・化学・生物・地学と分野が広がり、計算問題やグラフの読み取りも増えてきます。ここでつまずくお子さまが多いのも事実です。

【ポイント1:まずは教科書を基盤に】
理科の定期テストは、ほとんどが教科書内容を中心に出題されます。「太陽と地球の動き」「化学反応式」「人体の仕組み」など、基本語句を徹底的に押さえることが、何よりの得点アップの近道です。
学習のステップとしては、①教科書を音読する ②重要語句を赤シートで暗記する ③問題集で確認するという流れが効果的です。

【ポイント2:計算・グラフ問題は「型」で解く】
電流・電圧・抵抗の計算や、化学の質量保存などは、多くの生徒が苦手とする分野です。しかし、理科の計算問題は「型」を覚えてしまえば解けるようになります。たとえばオームの法則は、公式を丸暗記するのではなく、「三角形図(V=IR)」を使って視覚的に整理すると理解しやすくなります。またグラフ問題は、軸や単位を確認する習慣をつけることが重要です。テストでの取りこぼしを防ぐコツになります。

【ポイント3:過去問と学校ワークの徹底活用】
理科のテストは範囲が広いため、つい「なんとなく」勉強になりがちです。ここで効果を発揮するのが、 「学校のワーク3回繰り返し」。1回目で全体像をつかみ、2回目で間違えた問題をやり直し、3回目で「確実に解ける状態」を作ります。これを徹底するだけで、大幅な得点アップが見込めます

まとめ
「科目別の得点アップポイント~理科編~」として、小中学生の理科学習について書いてみました。小学生では身近な体験を通して「理科は楽しい」と感じること。中学生では、基礎を固め、問題演習を重ねて「得点力」を伸ばすこと。継続は力なりです。お子さまが「理科って面白い!」と思える瞬間を一緒に作りながら、成績アップへとつなげていきましょう。

希飛塾では、日々の授業や家庭学習のアドバイスを通じて、お子さま一人ひとりに合った理科学習のサポートを行っています。ぜひお気軽にご相談、ご連絡をお待ちしています。

関連記事