科目別の得点アップのポイント~算数編~

保護者の皆様、こんにちは!
お子様の学習について、日々さまざまな不安や疑問をお持ちではないでしょうか。
「うちの子、算数が苦手で…」「どうしたら点数が上がるんだろう?」といったお悩みは、小学生のお子様を持つ保護者の方からよく耳にします。
今回のブログでは、そんなお悩みを解決するヒントとして、算数の点数アップに繋がる学習法をご紹介します。
「算数が苦手」と感じるお子様は、多くの場合、計算ミスが多い、文章題の意味が理解できない、図形問題が想像できないといった具体的な課題を抱えています。
しかし、これらの課題の根本にあるのは、「算数ってつまらない」「何のためにやるの?」といったモチベーションの低下です。
お子様が算数に興味を持つためには、例えば、お菓子の分けっこで「割り算」に触れる、ゲームのスコアやアイテム数で「足し算・引き算」が自然に出てくる、パズルやブロック遊びで「図形」に興味を持つ、おこづかいの使い方で「計算力」が必要になる、料理やお菓子作りで「分数」を使ってみる、といったように、実体験を通してあげましょう。
算数には、大きく分けて計算、文章題、図形の3つの分野があります。それぞれの分野で、点数アップに繋がる具体的なポイントを見ていきましょう。
① 計算力を高める!「正確さ」と「速さ」を両立する練習法
計算は、算数の基礎となる最も重要な部分です。計算ミスが多いお子様は、「ただ漠然と問題を解く」のではなく、「なぜ間違えたのか」を考える習慣をつけましょう。
【具体的な練習方法】
・毎日5分間の「計算マラソン」:計算問題を5分間で何問解けるか挑戦です。最初は解ける問題数よりも、正解率を重視しましょう。慣れてきたら、少しずつスピードアップを目指します。
・間違い直しノートの作成:間違えた問題はただ消して書き直すのではなく、「なぜ間違えたのか」を本人に説明してもらいます。「計算の順序を間違えた」「位を間違えた」など、ミスの原因を明確にすることで、同じ間違いを繰り返すことを防ぎます。
②文章題を攻略!「読解力」と「論理的思考力」を養う
文章題は、算数の応用力を試される分野です。問題文を正確に読み解き、適切な計算式を立てる力が求められます。
【具体的な取り組み方】
・キーワードに印をつける:問題文を読んだら、「合計」「差」「平均」「何倍」などのキーワードに印をつけるようにしましょう。これにより、問題の構造を理解しやすくなります。
・図や絵を書いてみる:文章だけではイメージしにくい場合は、図や絵を書いて整理する癖をつけましょう。特に、速さや割合の問題では、線分図や面積図が非常に有効です。
③ 図形問題を楽しく!「空間認識力」を育む
図形問題は、空間を認識する力や、図形の特徴を理解する力が問われます。苦手意識を持つお子様も多いですが、遊びを通して楽しく学習することができます。
【具体的な学習の進め方】
・積み木やブロック遊び:積み木やブロックを組み立てることで、自然と立体の形や空間の把握能力が養われます。
・展開図を実際に作ってみる:教科書や問題集に出てくる立方体や円柱などの展開図を、実際に紙で作ってみましょう。「展開図を組み立てると、どの面とどの面がくっつくかな?」といったように、実体験を通すことで、より理解が深まります。
最後に、お子様が算数の学習でつまずいた時、保護者の方が「なんでこんな簡単な問題がわからないの!」と叱ってしまうのは逆効果です。「〇〇が分からないんだね、一緒に考えてみよう」と寄り添う姿勢が、お子様のやる気を引き出す一番の薬になります。
希飛塾では、お子様一人ひとりのレベルやペースに合わせた丁寧な指導を心がけています。今回のブログでご紹介した方法をぜひご家庭でお試しください。もっと詳しく相談したいという方は、ぜひ一度、ご連絡ください。学習相談や体験授業など、皆様からのご連絡をお待ちしております。
お子様の「できた!」という喜びの声を一緒に聞けることを楽しみにしています!