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算数は「積み重ね」と「納得」がカギ

算数は、小学生にとって“できる・できない”がはっきり見えやすい科目。だからこそ、ご家庭でのちょっとしたサポートが、子どもの「算数って楽しい!」という気持ちを育てる大きな力になります。
今回は、希飛塾が日々の指導の中で大切にしている「家庭学習のサポート方法~算数編~」をご紹介します。ご家庭でできる具体的な取り組みも交えながら、算数との向き合い方を一緒に見直してみましょう。

まず押さえておきたいのは、算数は“積み重ね型”の教科だということ。前の単元の理解があいまいなまま次に進むと、どこかで必ずつまずいてしまいます。
たとえば、わり算が苦手なまま分数に進むと、計算の意味がわからず混乱してしまう。図形の面積を求めるときも、かけ算の理解が曖昧だと公式が「ただの暗記」になってしまいます。

そしてもうひとつ大切なのが、「納得して進む」こと。子どもたちは、意味がわからないまま問題を解いても、すぐに飽きてしまいます。逆に、「あっ、そういうことか!」と納得できた瞬間から、算数への興味がぐっと深まります。

ご家庭でできる3つのサポートポイント
希飛塾では、算数の家庭学習を「量より質」「正解より納得」「反復より工夫」の3つの視点でサポートしています。ここでは、保護者の方がご家庭でできる具体的な方法を3つご紹介します。

①「声かけ」で考える力を引き出す:算数の問題に取り組むとき、ただ「答えは?」と聞くのではなく、「どうやって考えたの?」「どこまでわかった?」と問いかけてみてください。
おすすめの声かけとして、「この問題、図にしてみたらどうなるかな?」「もし友達に説明するとしたら、どう言う?」「この式、なんでこうなると思う?」
こうした問いかけは、子どもの思考を整理する手助けになります。正解かどうかより、「考えた過程」を大切にすることで、算数への自信が育ちます。

②「生活の中で算数」を意識する:算数は、日常の中にたくさん転がっています。買い物、料理、時間の管理、その他・・・。すべてが「数」と「計算」の世界です。

おすすめの取り組みとして、買い物で「100円のものを3つ買ったらいくら?」と一緒に計算してみる。料理で「1/2カップってどれくらい?」と分量を測る。時計を見て「あと何分で出発?」と時間を逆算してみる。こうした“生活算数”は、教科書の内容とつながる実感を持たせることができます。「算数って、使えるんだ!」という気づきが、学習意欲につながります。

③「間違い」を一緒に楽しむ:算数の問題で間違えたとき、「なんで間違えたの!」と叱るのではなく、「どこで違ったかな?」「どう直せばいいかな?」と一緒に考える時間にしてみましょう。
おすすめの工夫として、間違えた問題を「まちがいノート」にまとめて、後日もう一度チャレンジする。正解したときに「どうしてこの方法でうまくいったのか」を振り返る。親子で「先生役・生徒役」を交代して、説明し合う時間をとる。
間違いは、成長のチャンスです。希飛塾でも、「間違えたところこそ、伸びしろ」と考え、子どもたちに自分の言葉で説明してもらう振り返りの時間を大切にしています。

小学生の算数は「自信づくり」が第一歩
小学生の算数は、テストの点数よりも「自分で考えられた」「わかった!」という体験が何より大切です。自信がつけば、自然と問題に向き合う姿勢も変わってきます。
希飛塾では、個別指導の中で「その子に合った説明」「その子が納得できるペース」を大切にしながら、算数の力を育てています。ご家庭でも、ちょっとした声かけや工夫で、算数がぐっと身近なものになります。

「算数が苦手かも…」と感じている保護者の方も、ぜひ一度、学び方や取り組み方を見直してみませんか。何か相談事などございましたら、いつでも希飛塾までご連絡ください。皆様のお力になれることを楽しみに、一緒にお子さまの中に眠っている“考える力”を、引き出していきましょう!

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