秋は、中間テストや単元テストの結果が返ってくる学校もある時期です。答案を見たとき、最初に目が向くのはやはり点数かもしれません。

「前より下がった・・・」「こんな問題も間違えたの?」と、
心配になることもあるでしょう。
でも、テストは点数を確認して終わりにするには、もったいない材料です。
どこでつまずいたのかが分かれば、次に何を勉強すればよいかが見えてきます。
今回は、小中学生の保護者の方に向けて、
テスト返却後に家庭でできる振り返り方をご紹介します。
■ 1.最初の一言は「何点だった?」だけにしない
点数を聞くこと自体が悪いわけではありません。
ただ、結果だけを話題にすると、子どもが間違いを隠したくなったり、
振り返る気持ちをなくしたりすることがあります。
答案を見ながら、
「頑張って解けたところはどこ?」
「自分ではどの問題が惜しかったと思う?」と聞いてみてください。
まずは本人の感じたことを聞くのが出発点です。
思ったより点数が取れなかった日には、
無理に反省を始めず、少し時間を置いても構いません。
■ 2.間違いを3つに分ける
間違えた問題を全部同じように解き直すと、
時間がかかる割に原因が分からないことがあります。
そこで、答案の間違いを次の3つに分けてみましょう。
① 知らなかった・覚えていなかった
英単語や漢字、理科・社会の用語など。
教科書やノートに戻り、覚え直したあとに何も見ずに答えられるか確認します。
② 解き方が分からなかった
数学の文章題や理科の計算など。
解説を読んで「なぜその式になるのか」を言葉で説明できるところまで取り組みます。
難しければ、学校や塾の先生に質問してよい問題です。
③ 分かっていたのに間違えた
符号の付け忘れ、問題文の読み違い、答えの写し間違いなど。
「次は気をつける」で終わらせず、
「最後に単位を確認する」のように具体的な対策を一つ決めます。
この分類をするだけでも、
必要な勉強が「暗記」「理解」「確認」のどれなのか、整理しやすくなります。
■ 3.解き直しは「少しだけ、もう一度」
テストの直しを一度して終わりにすると、
数日後には同じ問題で迷うことがあります。
おすすめは、間違えた問題の中から重要なものを2〜3問選び、
翌日か数日後にもう一度解くことです。
答えや解説を見ずに解けたら、理解が進んだサイン。
まだ解けなければ、どの段階で止まるのかを確認します。
最初から全部やり直す必要はありません。
家庭では「今日はこの2問だけ一緒に確認しよう」と、
声をかけるくらいでも十分な第一歩になります。
保護者が答えを教えられなくても、
「どこから分からなくなった?」と聞くだけで、
子どもが考えを整理できることがあります。
■ 次のテストまでに、一つだけ変えてみる
振り返りの最後には、次回に向けた行動を一つ決めましょう。
「毎日全部の教科を勉強する」ではなく、
「英単語を寝る前に5個確認する」
「数学の間違いを週末に2問解き直す」など、続けられる小さな約束がおすすめです。
テストは子どもの価値を決めるものではなく、
これからの学び方を考えるための手がかりです。
点数に一喜一憂するだけでなく、
「次は何を変えようか」と一緒に考える時間にしていきたいですね。
希飛塾でも、一人ひとりの理解度やつまずきに目を向けながら、
次の一歩につながる学習を大切にしています。










