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科目別の得点アップポイント~数学編~

「計算はできるのに、文章題になると手が止まる」「公式は覚えているけど、どの場面で使えばいいのか分からないみたい」「テストになると、ケアレスミスで点を落としてしまう…」
保護者の方から、よく耳にする言葉です。中学生の数学は、小学校の算数とは違い、抽象的な概念や複雑な問題が増えてくるため、つまずきやすい科目です。

しかし、正しい学習の進め方と、ちょっとした工夫で、数学の得点は確実に伸ばすことができます。今回は、「数学の得点アップポイント」を、具体的な練習方法や取り組み方とともにご紹介します。


数学は「積み重ね型」の教科
まず押さえておきたいのは、数学は“積み重ね型”の教科だということ。前の単元の理解が不十分なまま次に進むと、どこかで必ずつまずいてしまいます。
例えば、一次方程式が苦手なまま連立方程式に進むと、計算ミスが増えたり、解法の理解が曖昧になったりします。関数や図形も、基礎の理解がないと応用問題に対応できません。
希飛塾では、単元ごとの理解度を丁寧に確認し、時には必要に応じて前の学年の内容に戻って復習する「戻り学習」も取り入れています。これは、個別指導だからこそできる柔軟な対応です。


得点アップのための3つのステップ
希飛塾では、数学の学習を次の3ステップで進めています。

①「基本問題」で解法パターンを定着させる
まずは、教科書レベルの基本問題を繰り返し解くことで、解法の型を身につけます。ここでは、難しい問題に挑戦するよりも、「同じタイプの問題を何度も解く」ことが大切です。
おすすめの家庭学習:教科書やワークの例題をノートに自分の言葉で解説しながら解く、「なぜこの公式を使うのか」を説明してみる、毎日10分間、計算練習を継続する(量より継続)
この段階では、「解ける」より「考え方を理解する」ことを重視します。

②「応用問題」で思考力を鍛える
次に、文章題や図形問題など、応用力が問われる問題に取り組みます。ここでは、「問題文をどう読み取るか」「どの情報が必要か」を整理する力が求められます。問題を解く際、問題文に書かれている状況を正確に図に落とし込むことができるか」「自分が書いた式の意味を考える」といったアプローチを取り入れ、視覚的に整理する力を育てています。

ご家庭でできる取り組みとして、問題文を読んで図や表を使って情報を整理する練習や、「この問題、どうやって考えた?」とお子様に聞いてみる、間違えた問題はただ解き直すだけでなく「なぜ間違えたか」を一緒に振り返るなどがあります。「考える力」を育てることで、初見の問題にも対応できるようになります。

③「テスト形式」で実戦力を養う
最後に、実際のテスト形式で問題に取り組むことで、時間配分やケアレスミスへの意識を高めます。普段からの小テストや計算テストでも、その辺を意識することが大切です。小さな積み重ねが、必ず点数へとつながります。また、実戦形式で取り組むメリットは、自分自身の弱点の洗い出しも行うことができます。

ご家庭での工夫として、ご兄弟姉妹の過去の定期テストを使って時間を計って解く練習をしたり、解き終わった後に「見直しタイム」を含めての時間設定をしたり、「ミスの傾向」をノートに記録して次回に活かすことができると思います。

ただ、「解ける力」だけでなく、正解できる問題を確実に「落とさない力」を育てることで、得点アップにつながります。
「うちの子、数学は苦手かも…」と感じている保護者の方も、ぜひ一度ご相談ください。お子さまの“つまずきポイント”を見つけ、得点アップにつながる学習習慣を一緒に築いていきましょう。

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