春の風に背中を押されて ― 受験を終えたあなたへ、心からのメッセージ ―

桜のつぼみが、そっと顔を出し始めましたね。
この季節になると、私はいつも思い出すんです。
緊張で震えながら合格発表を見に行った、あの日のことを。
制服の袖をくるくる巻いて、「早く大きくなりたい」って思っていた君。
気づいたら、その制服がぴったりになって、今度は着られなくなってしまいましたね。
受験を終えたみんなへ
まず、言わせてください。 「本当に、本当に、よく頑張ったね。」
合格した子、おめでとう!
でも、ちょっと待って。悔し涙を流している子も、顔を上げて。
私は、塾で子どもたちと過ごして20年。
幸せなことに、数多くの生徒・保護者を見送ってきて、気づいたことがあるんです。
受験で一番大切なのは、実は「結果」じゃないんだって。
覚えてますか?
お母さんが夜食を作ってくれた、あの温かいおにぎりの味。
友達と「一緒に頑張ろう」って約束した放課後。
解けなかった問題が解けて、思わずガッツポーズした瞬間。
これ全部、君の宝物だよ。
不合格だった子に、私から伝えたいことがあります。
「君は負けたんじゃない。挑戦したんだ。」
その勇気、めちゃくちゃカッコいいよ。
お父さん、お母さんへ
深夜、リビングの電気がついているのを見て、そっとドアを閉めた夜。
「勉強しなさい」って言いたいのをぐっと我慢した朝。
お弁当に、こっそり「がんばれ」のメッセージを入れた日。
全部、お子さんに届いていますよ。
結果がどうであれ、今夜は家族でおいしいものでも食べてください。
そして、こう言ってあげてください。
「あなたが頑張る姿を見られて、幸せだった」って。
きっと、照れくさそうに笑うと思います。
でも心の中では、その言葉を一生忘れないはずです。
これから受験に向かう君たちへ
「えー、まだ先の話でしょ?」 って思ってる? 正直に手を挙げて(笑)
わかる、わかるよ。 友達とのLINE、推しの動画、部活の試合・・・。
楽しいことがいっぱいあるもんね。
でもね、ちょっとだけ聞いて。
受験を終えた先輩たちも、最初はみんなと同じだった。
特別じゃない。天才でもない。
ただ、「今日だけは頑張ってみよう」を続けただけ。
今日、英単語を5個覚える。 明日は6個にしてみる。 来週は10個挑戦してみる。
こんな小さな「今日」が積み重なって、1年後には山になるんだ。
スマホを置いて、机に向かう30分。 それが君の未来を変える第一歩になる。
みんなに伝えたいこと
希飛塾で過ごした日々を思い出してください。
泣きながら問題を解いた日も、先生に褒められて飛び跳ねた日も、
「もう無理!」って叫びたくなった日も、
全部が君を作ってる。
点数は確かに大事。
でも、もっと大事なのは、「自分はやればできるんだ」って気づけたこと。
この春、新しいスタートラインに立つ君たちへ。
深呼吸して、空を見上げてごらん。 桜の花びらが、そっと君の肩に降りてくる。
それは、新しい物語の1ページ目。
転んでもいい。 泣いてもいい。
でも、必ず立ち上がって。
だって君には、受験という山を越えた(これから越える)強さがあるから。
最後に・・・
君のことを信じている人が、必ずいます。
それは家族かもしれないし、友達かもしれない。そして、ここにも一人。
この春が、君にとって最高のスタートになりますように。
さあ、顔を上げて。新しい制服に袖を通して。 一歩、踏み出そう。
君の物語は、今、始まったばかりだから。










